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百刷本のおすすめには何がある?直木賞作家の今村翔吾先生もおすすめするには理由があった!?

気になること

世界一受けたい授業で直木賞作家の今村翔吾先生が百刷本の紹介をしていました。百刷本をおすすめする理由には何があるのでしょうか?この記事では、コロナ禍で百刷本になったものや、東大・京大で一番読まれた39年前発行の百刷本、若者の短歌ブームで毎年5000部売れる百刷本についてまとめました。

百刷本とは?

百刷本とは100回重版をしている本です。その重版情報は、本の一番最後のページにある奥付を見てみてください。奥付とは、書籍を書いた人の名前や発行日が書かれている場所です。そこに「書名 著者 発行者 〇〇年〇〇月発行 〇〇年〇〇月〇〇刷」と記されているので、この部分を見ると何刷されているかの重版情報がわかります。重版は、一度出版sれた書籍を2回以上印刷した、ということです。そのため、百刷本というのは、100回も重版しているので、その分人気があって読む価値のある本だということがわかります。重版回数が、本の選び方の基準にしてもいいと言えるでしょう。

百刷本のおすすめには何がある?実際の本を紹介!

単行本

「零の発見」116刷 1982年発行

東大・京大で一番読まれている本で、内容的には、大学の授業のような内容で、数学史について書かれている。

「自由と規律」113刷 1949年発行

戦前のイギリスでの学校生活のはなし。

「万葉秀歌㊤」112刷 1938年発行

最近の若者の間での短歌ブームにより、毎年5000部売れている。

「日本の思想」107刷 1961年発行

日本の思想のありかたについて書かれている

「万葉秀歌㊦」106刷 1938年発行

「大往生」102刷 1994年発行

永六輔著のエッセイで、「老い」「病い」「死」についてお年寄りの生の言葉を集めた語録集

「知的生産の技術」100刷 1969年発行

創造的な知的生産を行なうための、具体的な実践的技術についての提案をした内容

「物理学はいかに創られたか㊤」100刷 1963年発行

アインシュタインによる物理学書

「星を継ぐもの」100刷 1977年発行

星や惑星についてのSF小説

絵本

「ぐりとぐら」237刷

「ねないこはだれだ」202刷

「おおきなかぶ」190刷

漫画

「AKIRA」100刷

その他、雑誌「BRUTUS」2022年1/15号にて百読本特集がされていますが、そこで他にどんな百刷本があるかも紹介されています。

直木賞作家今村翔吾先生が百冊本をおすすめする理由とは?

百刷本は、100回も重版されていることから、人気な本だということはわかりましたよね?

これらのことから、直木賞作家の今村翔吾先生もいま読むべき本としておすすめされています。

直木賞作家今村翔吾先生のプロフィール・作品紹介

1984年生まれの京都府木津川市出身で、関西大学文学部卒業。

2010年結婚

2016年 短編『蹴れ、彦五郎』で第十九回伊豆文学賞の小説・随筆・紀行文部門最優秀賞を受賞

2017年 『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビューし、啓文堂書店時代小説文庫大賞を受賞

2018年 『童神』で第十回角川春樹小説賞を受賞

2020年 『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞、第8回野村胡堂文学賞受賞。

     『じんかん』で第11回山田風太郎賞受賞

2022年 『塞王の楯』で第166回直木賞受賞

まとめ

以上、百刷本についての概要と作品紹介の記事でした。

読書する際に、百刷本を選ぶことで、世の人たちに愛される本に親しむことができ、またさらには蓄えておくべき教養が身につくかもしれませんね!こういう定番の本だけでも人生で1回は読んで、豊かな思想を育んでいきたいなと思います!

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