2023年今年も8月26、27日に、「24時間テレビ」が放送されますね。
今や夏の風物詩となりましたね、今年のメインパーソナリティーはなにわ男子です。
毎年24時間募金を募るため多額の募金が集まります。
その募金の使い道って気になりますよね。
「出演者のギャラになっているのでは」との声もあります。
そこで今回は、「24時間テレビ募金の使い道は？ギャラになってないか内訳詳細を調査！」
について、調べてみました。
24時間テレビ募金の使い道は？
24時間テレビの募金の使い道は、3っです。
- 福祉支援事業
福祉車両贈呈
障がい者スポーツ支援 - 環境保護活動支援事業
清掃活動
環境保護活動 - 災害復興支援事業
自然災害被災地復興支援
国内外災害への義援金贈呈
などが募金の使い道です。
24時間テレビ募金の使い道はギャラではない？
24時間テレビ募金の使い道は、出演者のギャラではありません。
チャリティー番組とはいえ話題喚起のためにも、有名タレントやアーティストの出演が必要となりますがボランティアというわけにはいきません。
ギャラが必要になります。
| メインパーソナリティー | 1,000万円 |
| 総合司会 | 500万円 |
| マラソンランナー | 1,000万円 |
| その他 | ～100万円 |
もちろん公表はされていませんが、このくらいだろうと言われています。
募金からではなく、番組のスポンサー企業などからの製作費の中から賄われます。
24時間テレビ募金の使い道の内訳詳細を調査！
24時間テレビ募金の使い道は、福祉、環境、災害復興の3部門からなります。
それぞれどのように募金が使われているのでしょうか？
福祉
- 福祉車両贈呈（リフト付きバス 85 台、スロープ付き自動車 101 台、訪問入浴車 10 台、 電動車いす 5 台、福祉サポート車 14 台）令和3年度
- 障がい者情報保障支援（視聴覚障害者に対する様々な備品支援）
聴覚障害者の情報保障支援の一環として、全日本ろうあ連盟にシルウォッチ、避難所用キットを贈呈しました。 - 難病患者支援（小児用移動支援機器の贈呈）
山梨県 北杜市白州にある「あおぞら共和国」へ、2014年から太陽光発電パネルや蓄電池などのエコシステムを贈呈しています。 - 障がい者スポーツ支援（スポーツ義足、バスケットボール用車椅子、パラスポーツ体験キット贈呈）
- 身体障がい者補助犬普及支援（ＤＶＤ、クイズブック等の配布）
身体障害者補助犬とは、目に障害のある方を助ける「盲導犬」、手足に障害のある方を助ける「介助犬」、耳に障害のある方を助ける「聴導犬」の3種の総称です。
2013年制作のDVDとクイズブック「補助犬ってなぁに？」を配布しています。 - 子供の貧困支援（子ども食堂の調理備品等支援）
3年前に始まった子ども食堂支援は、福祉支援事業の柱の一つになっています。
環境
- 全国各地の海岸・河岸・山麓等清掃、環境保全活動、環境教育活動
- 2004年、24時間テレビチャリティー委員会の支援の柱である「福祉」「災害復興」に「環境」という分野が新たに加わり、「24時間テレビ」の環境支援が始まりました。
災害復興
- 自然災害被災地復興支援（地震・台風・豪雨等の復興支援）
- 自然災害緊急支援準備金 （水害や震災等、国内外への義援金緊急拠出）
- 必要に応じて緊急募金を実施 ・感染症対策事業の実施
- 新型コロナウイルス感染症対策支援
全国の福祉施設1150ヶ所にCO２センサーを贈呈
以上、内訳詳細を記述してみました。
24時間テレビチャリティー委員会のホームページには、収支について公表されています。
募金全体から使われる割合は、このようになります。
| 福祉支援 | 64.1％ |
| 環境保護活動支援 | 1.2％ |
| 災害復興支援 | 34.2％ |
| 管理費 | 0.5％ |
24時間テレビの募金は、6割がた福祉車両になっているようですね。
ネットでは、「24時間テレビの福祉車両見たことない」との声を聞きますが、現在11,836台ですからちょっと街中で見れるまでには足りないようです。
福祉車両贈呈は、募金全体の6割強を占める代表的な活動です。
24時間テレビ福祉車両のラインナップは以下のとおりです。
- リフト付きバス
- スロープ付き自動車
- 訪問入浴車
- 電動車いす
- 福祉サポート車
2021年の贈呈実績は以下のとおりです。
| リフト付きバス | 85台 |
| スロープ付き自動車 | 101台 |
| 訪問入浴車 | 10台 |
| 電動車いす | 5台 |
| 福祉サポート車 | 14台 |
車種にもよりますが300万円から600万円くらいします。
申し込めば必ずいただけるわけではなく、選考・審査を経て申し込みから8ヶ月かかってやっともらえる貴重品です。
まとめ
24時間テレビ募金の使い道は？ギャラになってないか内訳詳細を調査！について調べてみました。
募金の使い道は、福祉、環境、災害復興の3つの分野に使われていました。
福祉車両の贈呈が6割強で、主な活動と言えます。
出演者のギャラは、募金からは出ていませんでした。
今年もたくさんの募金が、集まることでしょう。
必要としているところへ、必要なものが届くといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
