2023年8月26日(土)27日(日)に、今年も「24時間テレビ」が放送されます。
今年のテーマは「明日のために、今日つながろう」です。
メインパーソナリティーは、なにわ男子ということで話題になることは必至ですね。
そんな「24時間テレビ」は寄付金で福祉車両を毎年贈呈しているのですが、「みたことない」との声があります。どういうことなのでしょうか、気になりますね。
そこでこの記事では、「24時間テレビ」福祉車両申し込み条件や倍率について調べてみました。
24時間テレビ福祉車両みたことない?
「24時間テレビの福祉車両見たことない」との声が聞こえてきます。
「本当に寄付金で贈呈されているのかな?」との声までありますが、大丈夫です!
キチンと贈呈されていますよ。
日産は第1回から24時間テレビで福祉車両を寄贈している。その数43年間で計208台。
第1回に寄贈された初代キャラバンはオーテックがレストアして日産が保存している。
福祉車両ではないが、キャラバンカーとしてセレナやラルゴが使われたことも。 pic.twitter.com/uoi12WX5Hj— ⊿MOTOR. (@iiil7fcpSKMT) August 21, 2021
1978年第一回から昨年まで、12,046台です。
車いす移送車両や訪問入浴者なので、ある程度決まったルートしか走らないので目撃されないのかもしれません。
2013年からは、就労支援や訪問介護などの団体ニーズに応えるべく、オーダーメードの車両「福祉サポート車」も追加になりました。
活動範囲が増えることにより、目撃される機会が増えますね!
24HOURの地球マークと寄贈の大きな文字が車体に大きく書いてあるので、走っていればすぐわかるんですけどね。
当然地域によって異なりますが、10万台くらいでないと街で見かけるのは難しいかもしれませんね。
24時間テレビ福祉車両の申し込み方法は?
24時間テレビ福祉車両の申し込み方法は、必要書類一式を郵送または宅配便で送ります。
4月中旬 | 申し込み受付開始 |
5月20日 | 申し込み締め切り |
6月~8月 | 選考・審査 |
10月中旬 | 寄付金額発表、金額により寄贈台数決定 |
11月中旬 | 贈呈先決定(申し込まれた団体個人全てに可否通知) |
12月~ | 贈呈式・納車開始 |
申し込みにあたり、申請書は24時間テレビチャリティー委員会のウェブサイトからダウンロードしてください。
対象団体は
- 社会福祉法人
- 社会福祉協議会
- NPO法人
- 地方公共団体
- 医療法人
- 社団法人・財団法人
- 学校法人
- 任意団体(非法人)
などです。
申し込み車両は
- リフト付きワゴン車
- スロープ付き自動車
- 訪問入浴車
から選びましょう。
電動車いすについては、個人でも申し込むことができます。
申し込みにあたって注意点があります。
- 申し込み理由、使用目的、運用対象地域、運用団体の活動状況、所有車両の詳細などを具体的に用紙に記入。
- 社会福祉協議会の推薦人が必要。
- 運用団体の定款や事業報告書などの添付。
- 過去に24時間テレビから贈呈を受けた場合は年度と車種名。
24時間テレビ福祉車両の条件は?
24時間テレビ福祉車両の条件は、
- 贈呈を受ける団体や個人は、社会福祉法人や特定非営利活動法人など、公益性の高いものであること。
- 贈呈を受ける車両は、障害者や高齢者などの福祉に関する活動に直接的に使用されること。
- 贈呈を受ける車両は、無断譲渡や売却ができないこと。廃車にする場合は必ず申請し、報告すること。
- 贈呈を受ける車両は、年に1度稼働状況調査に回答すること。
などの条件があります。
そのほか選考・審査には、書類審査のほか必要に応じて追加資料の請求、電話調査や現地に出向いて調査などがあります。
審査に際しては、必要性が高いことより緊急性があること、健全な財務内容であること、車両の維持管理が可能なことなど厳しい条件があります。
車両贈呈にあたり、負担部分はよく確認しておいてください。全く無料ではありません。
車両本体や登録部分はチャリティー委員会で持ちますが、自動車重量税、自賠責保険、自動車リサイクル料、自動車取得税、自動車税、任意保険など、いわゆる自動車を買うとき諸費用と言われる部分は贈呈先の負担となります。消費税は減免です。
24時間テレビ福祉車両の倍率は?
24時間テレビ福祉車両の倍率は、申し込み量によるので毎年異なりますが、およそ30倍と言われています。
30人に一人ということになりますね。
福祉車両は買うとなれば国産高級車並みの金額です、非営利団体にはなかなか買えるものではありません。
申し込みが集中するのは仕方ありませんね。
24時間テレビ福祉車両贈呈式はいつ?
24時間テレビ福祉車両の贈呈式は、12月から準備のできた車両から贈呈式納車になります。
場合によっては翌年4月になる可能性もあります。
2022年には210台が寄贈されました。今年も同じくらいの台数が見込まれます。
まとめ
以上、24時間テレビ福祉車両みたことない?申し込み条件や倍率は?について調べてみました。
24時間テレビ46回目ですが、全国で12,000台くらいではまだ街中で見かけるまでには至らないようですね。
申し込み条件も、やはり車両台については無料でいただけるとなると色々厳しいところがありますね。
倍率も30倍ですから、簡単ではありませんね。
24時間テレビ福祉車両を、街で見かけることがあったら選ばれし精鋭だと思ってください^^
24時間テレビ福祉車両について、ご紹介してきました。
いかがでしたか、これを踏まえて24時間テレビを楽しんでくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。